保育園の先生

小学校の卒業間際に、息子は足首を骨折した。

松葉杖をつきながら保育園の近くを歩いていたら、お世話になった園長先生が小走りで出てきて声をかけてくれた。

「話に聞いて心配していたのよ〜。痛かったねぇ〜かわいそうに。あら、でも元気そうね。よかったわぁ。顔見たらホッとした。」

卒園から6年も経っていたのに。いつ会っても温かくてじーんとした。

 

保育園の先生は家族のよう、と感じている人は多い。

大津の事故で記者会見した園長先生が、息子の先生と重なって見えた。

園庭がないからと、うちの園もたくさんお散歩に連れて行ってくれた。

活発な子もいれば、おっとりした子もいる。子どもは四方八方に気が散る。事故の瞬間、先生たちは腰をかがめながら小さな手を握っていたんじゃないだろうか…

 

 

 

いつも家庭のような雰囲気の中で、親に代わって、子どもの命を預かってくれている。

子育てについて救ってもらったことも多い。

もっともっとその価値が、たくさんの人に伝わりますように。