「平成最後のご飯はグラタンかぁ」
食べ盛りの息子には、肉+飯以外は軽食になるらしい。
時代またぎの特番中継対応前にバタバタと夕飯を作っている私に、ボソッと呟く声が聞こえた。声もすっかり大人というかおっさん?のようだ。
平成生まれの子供たちにとって、今日と明日はどんなことを感じるんだろう。
出がけにまた中2のおっさんが玄関までやってきて言った。
「起きて待っていていい?」
「帰るのは令和になってからだよ。」
「えっ?じゃあもう平成では会えないのか。」
確実に私からは離れていっているんだけど、時々振り返ってみたり近くに戻ってきたり。
理解不能、不可解、でも味わい深い。
連休が取れないので、昨日は娘と平成最後のデートをした。
友達に勧められて、根津神社や谷中銀座へ。
初めて見る美しい色や、綺麗にお椀型に整えられたつつじ。
そういえば、父の生まれた家がこの辺りと聞いたなぁ。
時代の節目は、ノスタルジックな気持ちになるものですね。
平成が終わるまでに克服したかったことの1つが、スマホの入力方法。
まだ“お”と打つのに5回タップしている。
うぅ…何とかしたかった。涙
撮影は娘