加藤綾子に怒られた。


榎並 「綾ちゃん…?」




加藤 「…。」

榎並 「おーい?」

加藤 「…。」

榎並 「もしもーし?」






加藤 「…キライ。」




榎並 「ええー!?」


いきなり嫌われた榎並。


榎並 「な、なんでいきなり!?」

加藤 「…私の想い出、小馬鹿にしたでしょ?」

榎並 「そ、そんなことないよ!誤解です!」

加藤 「じゃあなんで私のブログの真似したの?」

榎並 「そ、それは…」

加藤 「きちんと説明してくれなかったら、もうずーっと嫌いだから。」

榎並 「う…。じ、実は…」


榎並は事の顛末を加藤に話した。


加藤 「なんだ…キノピーとくだらない約束しちゃって…」

榎並 「ご、ごめんなさい…」

加藤 「もう二度と、こんなことしちゃヤだからね。」




榎並 「ゴメンゴメン!」

加藤 「分かったならよろしい。じゃあ、合衆国最後のイベント行ってくるね。」

榎並 「あ、ちょっと待って!」

加藤 「?」

榎並 「着替えてからでいいから、写真撮らせてもらえないかな?」

加藤 「…今度はなんで?」

榎並 「悪いようにはしない!仲直りの証に、いくつか撮らせてもらいたいんだ!」

加藤 「仲直りか…いいよ。じゃあ着替えてくるね。」

榎並 「ありがとう!」





榎並 「じゃあ行きま…あ、ちょっと服にゴミついてるなあ。」

加藤 「ここ?」


『パシャッ!』


榎並 「あー今度は髪にも…」

加藤 「ここ?」


『パシャッ!』


榎並 「えーと今度は…」

『パシャッ!』
『パシャッ!』
『パシャッ!』




加藤 「…もういい?そろそろイベント行かなくちゃ…」

榎並 「ありがとう!いってらっしゃい!」


アナウンス室を出ていく加藤を、笑顔で見送る榎並。


榎並 「(クックック…これで良し、と。)」