【褐色美女図鑑】竹内友佳vol.2


『リトルデビル』


〜ここまでのあらすじ〜

ペットボトルのキャップが開かないと言って榎並を訪ねてきた、新人の竹内友佳
榎並がキャップを開けると、竹内は意味深な言葉を残し会議室を後にする。





竹内 「固いっていうのは思い込みなのかもしれませんね…
    お忙しいところ有り難うございました!それじゃ!」




足早に会議室を出ていく竹内。


榎並 「…なんだったんだ?変わったヤツだなぁ。まぁ俺が言える立場じゃないか。」


呆気にとられながらも、腕立て伏せを再開した榎並。

パンプアップして会議室から出てくると…




竹内 「あ、先輩!ちょっと宜しいですか?」




また、竹内が声を掛けてきた。


榎並 「まーたおまえか。今度はどうした?」

竹内 「先輩…ちょっと教えて頂きたいんですが…」

榎並 「ん?」

竹内 「51550+12÷2っていくつでしたっけ?」




榎並 「…竹内、本気で言ってんのか?」

竹内 「すみません…計算が苦手で…」

榎並 「しょうがないな…。まず先に割り算をするから…えっと、51556だろ。」

竹内 「わぁ!先輩、はやーい!!!」




榎並 「いや、いくら計算が苦手でもこのくらい出来るだろ…」

竹内 「す、すみません…でも私、足し算と割り算がどうしても苦手で…」

榎並 「なんだよそれ。じゃあ引き算とか掛け算はできるのか?」

竹内 「まあ、得意という程ではないんですが…あ!そうだ!
    先輩、お礼に…5、1、5、5、6……っと。」

榎並 「?」

竹内 「はい!」


先ほどの計算結果を、メモに書いて渡す竹内。


榎並 「え?なにこれ?」

竹内 「ほんの、お礼です。お引き留めしてすみませんでした!」





その後しばらく、榎並はモヤモヤした気分のまま、手渡されたメモを見つめていた。

榎並 「なんなんだホントに…」




榎並 「5、1、5、5、6……ん?」



つづく