【褐色美女図鑑】竹内友佳vol.1


『リトルデビル』





榎並 「フンッフンッ!」

会議室で腕立て伏せをする榎並。と、そこへ…


『コンコンッ』


榎並 「はい?」

竹内 「失礼します。先輩…ちょっと宜しいですか?」




少し照れたような笑みを浮かべながら、新人の竹内友佳が入ってきた。


榎並 「おお、竹内か。どうした?」

竹内 「あの…いま、お客様がいらしたのでお茶を用意しようと思ったんですが…」




2リットルのペットボトルを見つめる竹内。彼女が持つとかなり大きく見える。


竹内 「その…キャップが開けられないんです…。」

榎並 「えー?そんなことあるかよ?どうしても開かないのか?」 

竹内 「絶対固いですもん…。先輩、開けてもらえませんか?」




榎並 「そんな固いもんかな…?どれどれ…」


プシュッ!


榎並 「ほら。簡単に開くぞ?」

竹内 「きゃあ!先輩、すごーい!」




榎並 「いやいや、俺じゃなくても開けられるってば。固いなんて思い込みだよ。」

竹内 「いえ、筋トレの成果ですよ!すごーい!」




榎並 「ま、まあ、ちょろいもんだぜ!」


筋肉を褒められ舞い上がる榎並きんにくん。


竹内 「ほんとすごいなぁ。でも…先輩の言うとおりかもしれないですね。」

榎並 「ん?なにが?」

竹内 「いや、思い込みだったのかなって。
    絶対に固いと思っていたんですが、意外と簡単に開くのかも…。」

榎並 「そうだな、そんなもんだと思うぞ。」

竹内 「まるで私みたい…」

榎並 「ん?今なんて?」

竹内 「あ、いや、なんでもないです!アッ大変!お客さん待たせちゃってる!
    お忙しいところ有り難うございました!それじゃ!」




足早に会議室を出て行く竹内。


榎並 「…なんだったんだ?」


つづく