物憂げにカレンダーを見つめる榎並。
榎並 「はぁ…。」
山崎 「もう、さっきからため息ばっかりついて…。どうしたんですか先輩?」
榎並 「おお、山崎…。もう日曜日も終わっちゃうな…。」
山崎 「ええ、そうですけど?」
榎並 「明日から早起きして仕事かぁ。
ああ、毎日が日曜日だったらいいのに…。」
山崎 「…先輩!」
榎並 「ほぇ?」
山崎 「大文字ばかりで印刷された書物は読みにくい。
日曜日ばかりの人生もそれと同じだ。」
ジャン・パウル『角笛と横笛』より

榎並 「山崎…明日が待ち遠しいぜ!働くぞー!」
山崎 「無理しすぎないで下さいね、先輩♪」