

怪獣と姪っ子で飾りつけをしたケーキ。
2人が大好きなミカンの缶詰めばかりのせたり、
キウイに至っては、手でちぎられたり(涙)したものだから、
見た目は、そりゃー笑っちゃうくらいメチャクチャだけど、
手作りのスポンジは、ふわふわのカステラみたいな懐かしい味で、
お腹いっぱいだったのに、ちゃーんとおかわりまでしてしまった。
「おじいちゃん・おばあちゃんが亡くなって、ふっと思ったわ。
今までは親の心配をしていたけれど、次はいよいよ私の番〜?って。」
そう言って母は笑った。
笑える若さと健康が、有り難い。
まだまだまだまだ五十代、
元気でいてください。
その夜、
いよいよポコの鼻水が酷くなり、
授乳に差し支えるほどに。
泣く泣く、連休最後のお楽しみのピクニックはキャンセルし、
養生。
いたしかたなし。
退屈全開の怪獣は、親友のチー君が救ってくれて、
本当に助かった!!
大好きな香りにふと見上げると、
大きく高くそびえる金木犀が、
秋のすみきった空に、キラキラ輝いて見えた。