「敬語」

怪獣は、敬語(丁寧語)を使う。

「おかあさんに、かわってもいいですか?」

電話口でそう言われた義父は、

「大人みたいやなぁー。しっかりしたなぁー。」

と、感慨深げだった。



ちょっと前から徐々に増えだした、この敬語。

誰の影響か?

思い当たるのは・・・



『ぐらんぱ』

そう怪獣が呼び、慕うその人は、私にとっても父親のような人だ。


私の結婚が決まった時も、

“反対はしないけど面白くない”というリアクションをしてくれて、

本当に娘みたいに想ってくれているんだなーと、愛情を感じた。


そのぐらんぱは、怪獣に敬語を使う。


特に、叱る時や諭す時に、使う。


怪獣を叱る時、つい感情的になりがちだった私は、その姿勢に教えられた。


きちんと話すことで、怪獣の聞く姿勢にも変化が現れた。


そういえば、私の父も、怪獣を叱る時は、丁寧な話し方をするなぁ。。


子供との距離が近すぎる私とは違う、

男性らしい、怪獣との距離の取り方、刺激の仕方なのかもしれない。



しかしながら、敬語は時に可笑しく。

今朝も、食卓によじ登ろうとしたポコに対して、怪獣は、

「〇〇ちゃん、ごめいわくでしょー!」

と言っていた。

間違いではないかもしれないが、

聞いていた私も祖母も、笑ってしまった。