「違うか(笑)」

家に帰り、薬を飲ませる。市販薬は初めての経験で、何度も用法・用量を確かめる。「桃が食べたい。アイスも」という怪獣に、私と義母の手がいくらでも応じる。私も子供の頃、病気の時に母にワガママを聞いてもらうのが嬉しかったな。そして、すぐに怪獣は寝付いた。が。

私がしばらく脇で様子を見ていたら、今にも吐きそうな素振りで起きる。そして嘔吐。ひゃー。でもベッドからトイレへ怪獣を抱いて駆け込み、ギリギリセーフだった。
(ふぅ〜。だってさっき新しいシーツに替えたばっかりなんだもんっ。って、違うか。)
(あ、でもさっき飲んだ薬も出しちゃったかな〜?!って、違うか。)
母親らしからぬ呟きも、聞こえたり聞こえなかったり(笑)

そんなこんなで、怪獣の脇には洗面器と再度外出して買ってきたスポーツドリンク、おでこと頭の後ろには冷え冷えの氷枕。私は義母と交代でシャワーを浴び、今、怪獣はスヤスヤ寝ている。

本当に、育児をして思う。誰も一人では大きくなってない、ってね。
親に感謝。親になった私は同時に、義母に感謝。