「優しさの意味・1」

改めて。ポコの入院中に書き留めていたことを。何回かに分けて。お暇な時にでも。。

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面会時間の20時を過ぎても、ポコがいた4人部屋は子供の泣き声がよく響いていた。
特にその日は、よく泣く子が2人。保護者はもう帰ったらしく、若い看護士さんがバタバタしながら対応していた。

「大変ですね。子育てのイメージも悪くなっちゃうんじゃないですか?」

ポコの血圧を測りに来た看護士さんに、私はついこんなことを言った。
ポコが寝付いても起きてしまうのでは?と心配だったし、今思えば、私もヘトヘトだったから。。するとその看護士さんは、こう言った。

「ここは小さなお子さんが多いのでね〜今夜は特別泣いちゃってますね〜。
でも“泣くのは元気だから”なんですよね〜」

そうかぁ〜ぁ。。。確かに隣の部屋からは、全く泣き声は聞こえてこない。
色々な病気や障害のある子供を目の当たりにしていながら、私は自分の子供の環境の良し悪しばかり考えていた。

反省した。

怪獣の夜泣きが大変で、昼夜問わず泣かれ続け、 鬱々としていたあの頃の私。
泣かれる育児は辛い。
でも、看護士さんのこの言葉を聞いていたら、少しは考え方が違ったかもしれない。