「生まれた時の記憶」

夏休みに海で泳ぐために買ったライフジャケットが届いた。ネットで送料を入れてもレンタルするより安かったし、怪獣好みの迷彩柄をパパが厳選していたし。良い買い物。ちょっとのぞく赤いラインに、私の心も踊った。待ってろよ〜海っ!!

で、怪獣はというと、「あついよ〜ぉっ(笑)」と、着てはすぐに脱いでしまう〜を数回繰り返し、照れ笑いしていた。喜んで良かったね〜パパ。


さて、そんな今夜、怪獣が不思議な話をしてきた。


最近の怪獣は“赤ちゃんはどうして出来るのか?”といったことを、私に度々聞いてきていた。その度に、私は私なりに、丁寧に説明してきた。

今夜もそんな話題に対して、「ママのお腹には、赤ちゃんが入るお部屋があるのよ〜」などと、私が怪獣に話した直後だった。

以下、怪獣が話したままを。


「ぼくさ〜もっとママのお腹にいたかったんだよ〜」

へっ?

「ママのおなかのなかはさ〜あったかくて、きもちがよかったんだもん。」

はっ?

「なのに、きゅうにおへやがせまくなって、それからおっきくなって(広いところに出たらしい)。」

ふむふむ。

「ひとのてが、ぼくをだしたんだよ。ぼくはこうやって(アクション付き)でてきて、ひもみたいなのがつながっていて(臍の緒?)、」

ひぇー。

「それから、ママがだっこしたんだよ。そのときまで、ママのかおをしらなかったんだ〜」

はぁ〜。。。

お腹の中はお風呂みたいな温かさで、光を感じるから暗くはなく、丸まりながら自分のお腹を見ていた。

お腹の中では私の声が聞こえていて、私の顔がどんな顔かを想像していた。

など、怪獣は非常に滑らかに話した。


にわかには信じられない。。。けれど、

怪獣の時は、37週に入ってすぐに胎盤が早く劣化する症状が見られたため、陣痛促進剤を点滴して出産しており。

予定日よりだいぶ早かったので怪獣は小さかったし、促進剤が予想よりも効いてしまいあっという間のお産だった。

出産後は、すぐにカンガルーケアをした。

・・・など、色々思い当たることは、当たっており。(急に部屋が狭くなったとか、生まれてすぐに私が抱いたとか)

そして、少なくとも私は、怪獣にそんな話はしていない。


うーん。不思議だー。