「ボクがよんだげる」

・・・寝る前のベッドの上で、怪獣がポコに向かってそう言うから、ちょっと感激してしまった私。が、

「ざっつ〜ぅ(笑)」

早口でパタンパタン本をめくり、あっという間に終了。雑すぎる。これにはポコさんも目をぱちくり。

「はいっ、じゃあ次は、ボクの本を読んで〜!」

読み終えたポコの本を、さっさと脇に放り出し、そう私に向かって微笑みながら言ってきた怪獣。

「ボクもそれが欲しい〜」
「ボクが先がよかった〜」
「○○(ポコ)ちゃんだけ、ずるい〜」
最近は、万事こんなリアクション。

お兄ちゃんなようで、お兄ちゃんなんだけど、お兄ちゃんになりきれない。


今日を最後に、そんな怪獣の1番仲良しのお友達が転園になった。前々から少しずつ先生が説明してくれていたんだけど、保育園の帰り際に、案の定、怪獣は大泣きしたらしい。
心が育っている証拠。ちょっと嬉しく思った。

それに引き換え、忙しさにかまけ、今日を最後に産休に入られたポコの担任の先生に、きちんとご挨拶すら出来なかった私。
人の気持ちに沿えなかったり、空気読めない行動をしてしまったり、こういうことを大切に出来なかったり、反省することが続いている。


ゆっくりでいいから、もっと人の気持ちに沿える人になりたい。怪獣もゆっくりお兄ちゃんの心を育てているんだから。
そうそう、気が強くて怪獣と張り合うことを覚えてしまったポコも、ゆっくりでいいから、妹としてお兄ちゃんを思いやり尊ぶ気持ちが育つといいな。