「勝手な嫁」

「うわぁっ。美味しいわ〜ぁ。抹茶が濃いね〜ぇ。」

特盛かき氷を目の前に、テンション高めの義母。
「おばあちゃんは抹茶が好きなんよ」と、義母が怪獣に話しているのを聞いて、行列の出来る和菓子屋さんに一緒に行こうと決めていた。
今月始めに大阪から手伝いに来てくれてから、初めての義母孝行だったか。
小籠包を求めて横浜の中華街に行けば、「こんなに美味しいのは初めてや〜」と、お店を調べた私を満面の笑みで労ってくれる。

人の気持ちに、常にポジティブに応えてくれる、それが義母だ。


文化芸能部の代行中、私は1週間、義母が作ってくれた夕飯を食べた。
朝早い日は保育園の送りを頼み、だいたい義母より私が早く起きたためしがなかった。ダメな嫁です、はい。

そして今日、大阪に帰るはずだった義母を私は1日足止めしてしまった。
なぜなら、今さらながらの乳腺炎になってしまい・・・昨日から微熱が続いている。

この4月に復職したての時にも、同じような症状でポコを産んだ産院に駆け込んでいた。
「また、張り切っちゃった?」今回も、助産師さんに笑いながら励まされ、帰ったあとは義母に甘えてひたすら寝させてもらった。

自分が体調を崩した時程、育児にくじけそうになる時はない。
助けてくれる人の存在を有り難いと思う時はない。

2週間以上仮住まいで、義母にとっては不便も多いだろう。嫁に言いたいことも沢山あるだろう。

それでも、「帰るのは、明日にするわね。」と、今日も笑顔で私を送り出してくれた義母。はぁ〜有り難い。

この気持ち、忘れちゃいけませんな。