「言葉はない」

スポーツ選手や芸能人の被災者支援の様子が、連日伝えられている。
スーパーニュースの文化芸能部も、この状況下、スタジオからはお伝えできず。
ただ、昨日は、ガッツ石松さんや亀田興毅さんらが呼びかけた募金活動を取材しに伺った。

世界チャンピオンがずらり並んだ渋谷駅。迫力のある声での呼びかけが、隣の人の声が聞こえないくらいに響いていた。
亀田興毅さんは、列から離れ、道行く人に直接をかけて回っていた。
輪島功一さんは、募金した人一人ずつに、丁寧に声をかけ握手をし、中には抱き合う姿も見られた。

ガッツ石松さんは、コメントを求めると、
「言葉はないよ。今は何か言うよりも、やれる事を探さなくちゃ。」
そう噛み締める様におっしゃっていた。
奥様が岩手県大槌町のご出身で、親戚で亡くなられた方もいるとか。

いずれ、この震災を語る“言葉”が試される時期は来ると思う。
でも、今はまだ。。。
本当にその通りだと思った。

募金をした若い女性にも話を聞いた。すると、
「目当てのボクサーがいただけ。そんな善良な人間じゃないんで。」
と、少し戸惑う表情を見せた後、

「でも、なかなかきっかけがなかったんで。。何かしたくても、どうしたら良いのか分からなくて。」

そう呟いていた。

今できることを探し、きっかけを求めている人もたくさんいる。
彼女の戸惑い含めて、とても共感した。

1人の行動が点でも、その行動は波紋の様に、響き合いを生んでいる。
そう感じた。