「お兄ちゃん」



「半ズボンだと怪我するよ〜」
私の忠告も聞かず、怪獣は嬉しそな顔をして、パパと飛び出して行った。

途中、泣くこと2回。
なかなかすぐには、上手くならない。

「あしたも、はやおきして、れんしゅーする!」

そんな事をすっかり忘れていた私は、今朝、怪獣に起こされた。

パパがいない朝=私が相手。

この役割は私が先に果たしちゃダメだわ〜
父と息子の思い出のシーンだわ〜
なんて、パパに任せて一安心していたのに。

ヨタヨタと低い位置を走るサドルを支えること2往復。
くるぶしを自転車にぶつけて、泣きそうになった。

完全に、運動不足の、ダメなママだ。


最近の怪獣は、成長する姿というか、“成長しようとする姿”を見せてくれることがある。


“イヤイヤ”が、日に日にグレードを増すポコに手を焼き、朝の忙しさに、私がイラッとしようものなら、

「ほら〜、メルちゃんだよ〜。ボクが着替えさせてあげるよー!」

なんて、うまーいことポコの機嫌を操ってくれる。

「オムツは、じぶんでかえてみる?あっっ、はんたいだー(笑)」

しかめっ面して泣いていたポコが、一緒になってケラケラ笑うんだから、

イラッとしていた私は反省しつつ、救われる。

2人も子供がいるのに、仕事もして、偉いね〜。と、言ってもらう事があるけれど、

すでに私は、子供達に助けられているし、頼っていると言ってもいいかもしれない。

特に怪獣には。


忙しくしている間に、いつの間にか大きくなって、この手の中をすり抜けて行っちゃうのでは・・・と、

典型的な親バカな自分を日々感じつつ。

子供の成長に感謝。