


ちょっと前に必然性があり、作った。
怪獣やポコさんが通う保育園は、布団カバーや汚れ物いれ等を手作りしなくてよかったので、
保育園ママにしては、比較的私はちくちくが少なくてすんできた。
「園にあるものは皆のもの。でもお母さんが作ってくれたお人形だけは、私のもの。そのぬくもりが、安心感にかわるはず。」
秋口に行われた保護者会で、先生からそーっと提案があった。
その、そーっとな感じに“忙しいですよね大変ですよね”という、ママたちに向けた先生の心くばりを感じた。
嫌がるママは、1人もいなかった。
でも、得意な方!という呼び掛けに手を挙げるママも・・・(笑)
好きですけどね、私も得意ではないのです。
木幡さんから「手芸部・副部長に任命!」なんて言ってもらいましたが、
なかなか報告もあげられず、恐縮するばかり。(近日中に!)
さて。
ミシンを使わず、あえて刺繍糸でちくちく。
不揃いな縫い目は、計算です(うそ)。
型紙?そんなもの、ありません。
耳も手足も顔だって、左右不揃い。目の大きさも、位置だって(笑)
ボタンは取れるといけないので、あえて使わず。
エプロンは、ポコさんのリクエストに応えた。
不思議なのは、いったん始めると止まらないこと。
楽しくてつい、母さん夜なべとなるわけで。
無事に登園し、今は毎日、ポコさんにお世話されながら、一緒にお昼寝しているお人形。
ポコさんが喜んだのはもちろん嬉しい。
でもそれ以上に、作った私に充実感が込み上げた。
手をかけられるって、幸せなことだ。
保育園は、子供達だけでなく、私も育ててくれている。
おまけ
怪獣にも作る?と聞いてみたら、
「ぼくは、フォーゼ(流行りのヒーロー)がいいっ!」
だって。
はい。ママには無理〜。