
保護者としては感慨深く、しんみりもする。
卒園証書を授与される時、担任の先生の声が潤んでいるのが分かり、母親達はいっせいにハンカチを取り出した。
怪獣はというと、大きな声で歌い、卒園の言葉を発し、頼もしい姿を見せてくれた。
保育園に慣れるまで、あんなに泣いていたのに・・・
小さかった怪獣の姿を思い起こして、私がうるっときていたその瞬間、
遠目に、怪獣があくびをしているのが見えた。
おーい(´Д`)
もちろん、感動の涙は引っ込み、呆れて笑った。
卒園生を送る言葉を、すぐ下のクラスの子供達が言う時にも、
全部おぼえているらしい怪獣が、パクパクと口を動かしていて、笑った。
一緒に練習したんだね、笑。
寂しいばかりじゃない。
すでに怪獣の頭の中は、小学校のことでいっぱいだ。
そうやって送り出してくれた保育園。
小さいけれど、とっても温かな園で育んでもらったことを、改めて感謝した。
卒園といっても、
今週いっぱいは保育園に通う。
保育園は、働く母を最後まで支えてくれる。
怪獣は今日、「1ねんせい先生」として、ポコのクラスの散歩の引率に加わっていた。
照れ笑いの兄妹。特にポコが嬉しそうだった。
ポカポカ陽気ですね。