
私は2人を見送った後、夕飯の支度をしてから、ポコと遅れて家を出た。
「かまきりと〜かたつむりと〜2こ(匹)いてね〜
ぜんぜんこわくないんだよ〜ぉ!」
ふんふん、とか、ふーん、とか、適当にあいづちを打つ私を見上げ、
時おり(聞いているか)確認しながら、
前を向き直ると、また、ずーっとしゃべってる。
3歳女子。よくしゃべります。
単語の言い間違いも、最近は、ほぼなくしゃべる。
ちょっと前までは、お兄ちゃんの発言に、
「○○ちゃんもー!」と便乗するばかりだったのに、
例えば、怪獣が鮭のおにぎりなら、ポコは昆布!みたいに、
怪獣とは、あえて違う選択肢を要求してくることも増えた。
週末に何をしたいか、怪獣とポコに聞いた時のこと。
(怪獣)
「僕はパンダを見たことがないから、上野動物園に行きたい!」
ふむふむ。上野動物園ね。天気が良ければいいかもなぁ〜。
すると、ポコがモジモジしながら言った。
(ポコ)
「○○ちゃんは、うさぎさんがみたいから・・・
“したのどうぶつえん”にいきたいなぁ〜。」
下の動物園。
どこにあるか調べようね。
うふふ。