「可愛げない娘」

機種変検討中の携帯の中に、こんな写真を見付けた。

生まれて10日のポコと、お兄ちゃんになったばかりの怪獣。

ふわぁ〜。。
可愛かったなぁ〜。。


そういうば、最近、旦那さんに携帯動画を見せられ、
「だぁーっっ!あぁーっ!」
と、何かを話しているみたいに声を発するポコの姿があった。

1歳になる前の、ベイビーポコ。

はぁ〜。。
大きくなっちゃったなぁ〜。。


食い入るように、何度も繰り返し見た。

もっと、動画を撮っておけば良かった、と思った。



ついつい、忙殺される日々。

だからだろうか。

子育ては、ちょっと時間が経ってからの方が、味わいを増す。

もう戻らない小さな頃を、懐かしみ、慈しむ。

だとしたら、

今の怪獣やポコの何気ない姿が、先々の私を救うのかもしれないな。




昨夜、父につまらないことを言った。

仕事で遅くなり、帰宅したのに、“ただいま”もろくに言わないうちに、

父のやり方に文句をつけた。

かなり、感じの悪い言い方で。


直後、何かを呟き、それでも言葉をしまった父に、

私は“ごめんね”を言えなかった。

父は、いつもより手短に用件を私に伝え、帰って行った。


日頃の“ありがとう”も、

こんな日の“ごめんね”も、

上手く言えない娘。


そんな私だって、

父に抱かれ、あやされ、

歩けば父を追い掛け、

「ぱぱ」と初めて呼んだ日があったんだろうな。


だから、疲れた顔で文句を言う可愛げのない今の私のことも、

許して、受け入れてくれるのかな。


たまには、親孝行もしなくちゃ、だな。