「疲れた葉っぱ」



怪獣の小学校で、今学期の学校公開が始まった。
1週間、保護者の他、近隣の住民なども学校や授業の様子を見学できる。

私が子供の頃は、授業参観日は決まっていて、
一斉にたくさんの大人がやって来る当日は、朝からソワソワ落ち着かなくて、
あれが誰のお母さん、あれはおじいさん、なんて、
クラスメイトと答え合わせをしたものだけど。


今朝の怪獣は、というと。

一応は、教室に私が入ると嬉しそうな顔を見せた。

でも、すぐに通常モード。

先生の話を聞く姿勢はだらし無く、
物の出し入れの指示は聞き逃し、
何よりじっと待つのが苦手で常にキョロキョロ・・・

ツッコミ所、満載なんですけど。

(´〜`;)


怪獣のリクエストで、今日は1時間目の図工を見学。
絵の具で“ぐるぐる”渦巻きを描く授業だった。

怪獣は、パレットに出した絵の具を、のばしたり筆に馴染ませたりすることなく、
ダイレクトに画用紙に運んでいった。

当然、絵の具はぼってり。
こりゃ、いつ乾くんだか。
(;´・`)

はぁー。やっぱり私の息子だわ、とため息が出た。


末は博士か大臣か?!
うちの子1番!!

なんて無邪気な親心は、怪獣が5歳、いや4歳くらいまでだったか。


『あきのかぜ つかれたはっぱ おっこった』

これは、教室に掲示されていた、怪獣作の俳句。

「すごい、面白い発想!」
と、仲良しのママは言ってくれたけれど。

“疲れた葉っぱ”って。

(´〜`;)
ちょっとリアルで、物悲しい気分。


「力強い、渦巻き!カッコイイね!!」
描きあげる前の怪獣に声をかけ、出社するため、教室をあとにした。

出来、不出来はさておき、
のびのびと、楽しそうに学校生活を送っていることを、まずは喜ばなくちゃ。


子供を褒めることは、自分を褒めることに通じる気がする。


良いところを見てあげないとね。

あはは。