「誕生日って。」

「いったい何歳になったのかな?(笑)ますます幸せな1年にしてね!」

誕生日の日、別件で何度かメールや電話でやり取りをした後、思い出したかのようにくれたコメント。
デコメやカードメールでお祝いメールをくれる友人の中、ひときわ目立つ、“いつもと変わらないメール”。

…母だ。らしい(笑)

母によく似た性格の私も、自分の歳が分からなくなりつつあるし。
人の誕生日を忘れる代わりに(たまーに、ですよ。笑)人から忘れられても腹が立たないし。
孫ができたら、娘のことなんかそんなもんだよねー。メールさんきゅー。

なんて、思っていた。


週末、母の家に姉家族と私と子ども達で集まっても、全く期待していなかった。

食後、子ども達がコソコソ。奥の部屋に皆で入り、何やら楽しそうな声が聞こえてきた。
次の瞬間、「ママー!目をつぶってー!」の怪獣の大きな声。

それでも、ピンとこない私は、にぶいんだろうか?


母の手作りケーキ。
ぐりとぐらの絵本にでてきたみたいな、卵たっぷりふわふわケーキ。
イチゴや缶詰めの桃が上にも間にもたーくさんなケーキ。
もはや、孫の誕生日にしか出てこないと思っていた。

嬉しかった。

「なんでこんなに、ふわふわなの?」と聞くと、

「卵を1つ、レシピより多く使ってみたの。確かに、上出来だわー。」

だって。
レシピ通りに作らないなんて…

やっぱり、母らしい。
(  ̄▽ ̄)