

久美ちゃんのお父さんが、孫のためにと飼い始めたところ、どんどん増え、
増えるだけでなく、今ではヘラクレスオオカブトの孵化にも成功しているんだから、まさに子供たちにとっては“虫博士”なわけで。
その博士から、我が家にもツガイをもらい、飼っていた。
名前は、ジローとミミ。
ジローは怪獣が、ミミはポコが名付けた。
なんでタローじゃなくてジローなのかは不明。
ちなみにミミは、ポコがきゃりーぱみゅぱみゅが大好きで、でもパミパミ…では言いにくいからミミになったらしい。
そんな中、ミミが死んだ。
「早く生まれたからから、寿命だねー。」
ある日、動かなくなったミミを手に分かりやすく落ち込んだ怪獣を見かね、博士に電話をかけたら、丁寧に話をしてくれた。
電話をきった後、雨の中、公園に埋めにいった。
手を合わせ、納得したのか、笑顔を取り戻した怪獣が一言。
「絶対に子供が土の中にいるはずだって!」
(;´д`)
「子供って、もしや、もしや…」
オーノー!! (/o\)
あれから半月、博士から小包が届いた。
中には、幼虫用の土が…
そして、いまだ元気に動き回るジローの足元、土の中には、
白い、うようよ。
それも、一匹じゃない…
(/o\)
怪獣は、それはそれは喜んでますがね。
同居は許す。
でも、ママはノータッチ。