感銘を受けたのは。


ここ1週間のニュースで感銘を受けたのは、
アップル社CEO、ティム・クック氏が自らがゲイであることを手記で公表したことです。

小さな新聞記事でこのことを知って、全文を読みました。


ゲイであることを誇りに思い、ゲイであることは神が与えた最高の賜物と語るクック氏。

私が感銘を受けたのは、公表する勇気はもちろんのこと、クック氏の持つ他者への目線です。

ゲイという少数派に属したからこそ、他の少数に属する人たちが直面しているチャレンジにより共感できる。

性的志向以外にも、少数派って世の中にはたくさんありますよね。
心身の障害も、難病も、あるいは自死の親を持つ子どもや、虐待を受けた子ども、もしかしたら、この社会ではいまだに「女性」であることも。


1人の人間を、性的志向や人種やジェンダーだけによって定義するのではないと理解することこそが社会の進歩であり、「私は技術者であり、おじであり、自然を愛する人間、健康マニアでもあり、・・・」とたくさんの属性が語られている部分を何度も読み返しました。


いいなぁ。多面体。だれしも、多面体なのだと思います。

そして、自分の中にも、少数派な部分もマジョリティな部分も同居している。


以前、10数人の集まりで、私ともう一人以外は、みな性同一性障害の方々、という時がありました。
みなにとっての「当然」が私にはまるで未知なる世界で、
「どういうこと?教えて」の連続。

私が当然のように思っている世界も、単に数が変われば見え方なんて一瞬で変わるんだなあと
経験したことがあります。


結局のところ、思うのです。
誰もが、「私の居場所」「I’m here!」「私はここにいるよ」と言い合える、認め合える、そんな多様性が受け入れられる社会が居心地いいのではないなかなあ、と。

そのために、わたしに何ができるかな、と思うこのごろ。

時々、こういうことをブログに書いていますが、
気づくと、今、突然始まったというより、中学生くらいから漠然と興味がありました。
最近になって、もういっかと、ようやく、恥ずかし気もなく晒せるようになったのかもしれません・・・。