月曜日になって。

昨日の早朝から、張り裂けるような思いの方も多かったのではないでしょうか。


後藤さんが、戦争で犠牲になる子どもたちに寄り添った取材をされていたことは、何度も報道されていました。



わたし自身、戦争という理由ではないにしても、日本にいては想像できないような過酷な環境に暮らす貧困国の子どもたちの取材をしていた、かつての日々を思い起こしています。

大きな組織に守られた中での取材なので、もちろんフリーという覚悟で取材に向かう方と同じに語るつもりは毛頭ないのですが、


当時、毎年取材に行くたびに、会社を辞めようかという気持ちに苛まれました。


現地で、直接支援をしている日本人に出会う。

わたしは、つかの間滞在し、その時は全身全霊取材するものの
またこんなにも快適な日本に戻ってくる。

出会った子どもたちの日常が劇的に変わることは難しい。

「あなたたちが帰ったらぼくの幸せはもう終わっちゃうんだ」と

エイズが発症して周りから全く関わりを絶たれ、何日もご飯ももらえず、ひとりで歌を歌って自分を鼓舞するしかない少年から言われた一言がずっと刺さって、

東京に帰ってきてからも、

ここにいていいのだろうか、
もっと直接的に、ダイレクトに支援し、関わりを持ち続ける仕事をしたほうがいいのではいいのだろうか、

と悶々としたものです。



救ってくれたのは、まさに、現地で直接子どもたちのサポートをしている方々です。

伝えてくれる人がいるから、現実を知ってもらえるんです。
誰も伝えなければ、この現実は、ないことと同じになってしまいます。


この言葉に、いまでも支えられています。
本当に微力ではあるものの、
いまを生きるものとして、
できることをしていくんだという思いでいます。
迷いながらも。これから迷うことも、たくさんあるだろうけれども。