1ミリ先

またしても、もう一度体験したくて

ダイアログ イン ザ ダークに行きました。



純度100%の真っ暗闇。



キャンプの夜や、停電と違って、

暗闇に目が慣れるってことはありません。

いつまでも、どこまでいっても、

黒は黒。暗闇は暗闇。


だから、聴く、触る、が鋭敏になる。


今回2回目だったので、

空間の広さが、声の響きによって体感できるように。
人との距離も声でわかる。

今回の暗闇は、めちゃくちゃに、賑やかでした。暗闇に色がつくかのように。

アテンドしてくださる視覚障がいの方がこんなことをおっしゃってました。


目が見えると、全体をとらえて、そのあと細かいところを認識すると思います。
わたしたちは、全体ではなく、1ミリずつ手を伸ばすと、1ミリずつ世界が広がっていく。
そうやって、世界を認識しています。

1ミリ手を伸ばすと、1ミリ世界が広がる。

参加者みんなが、思わず復唱してしまう勢いでした。


足りないものや、遠くを見ては、
上には上がいる、
先にはまだまた先がある、
奥はもっと奥がある、

って尻込みしそうなときがあります。

そんなときに、思い出すことにします。

子どもにも伝えたいな。

まず1ミリ手を伸ばしてみるんだよって。


純度100%暗闇の中では、
人との距離が近くなります。

手をつないだり、背中が近くにあったり、声が近いと
安心するから。

自然と、助け合うし、

人は信頼できると思える。

人ってええやん!な感じなのです。

あの感覚を、
この、視覚の世界で実現していくには、、、、

お節介復活、ですね。

きのうも、子ども2人と上野動物園に行き、道中の電車で、
バギーから降りるの乗るので、
わたしもなだめたり叱ったりと
冷や汗ものだったのですが、

隣のおばあさまが、

あら、元気ないい子たち。
あなた、若いのに、上手に育てて、と笑顔で話しかけてくださり、

ワラにもすがる思いでした。

元気ではなく、騒いでます!
わたしも決して若くはない年齢です!と、心はざわざわしましたが、
それを察して、ふんわり包みこんでくださる器に、
本当に救われて。

そういう空気を作っていける人、なりたいなぁ。
いやぁ、なる。1ミリずつでも。