
マタハラNet代表の小酒部さやかさんにインタビュー取材いたしました。
国際勇気ある女性賞を、日本人として初めて受賞。
受賞を機に、ここからようやくマタハラが認知され始めるきっかけになる、ここからがスタートだとおっしゃってました。
仕事も子どももなんて欲張りだとか、
日本経済に悪影響だとか、
さまざま、バッシングが絶えなかったそう。
女性が声をあげにくいんです、と何度もおっしゃってました。
小酒部さんの想いは、妊娠した女性の働きやすさを求めるだけではなく、長時間労働が改善されれば、介護をする人も、産後のママさんやパパさんたちも、時間の制約を受ける人にとって全て働きやすくなる、マタニティの問題は、その入り口にすぎないということ。
確かに、
復帰した頃、ずっと、すみませんと謝ってたのを思い出しました。
早く帰ってすみません、
無理言ってすみません。
家族にも子どもにも、ごめんね、と。
なにも悪いことしてるわけじゃないのに、とまでは思わなかったけど、
勝手に、何か後ろめたさを背負い、でも、本当はもっと仕事もしたいしと言いたい自分と、格闘してました。
ひとつずつ、できることを増やしていった気がします。
そんな話をしていたら、
小酒部さん、
そのすみません、ごめんなさい、をありがとうに変えられたらいいですよね、と。
代わってくれてありがとう、
理解してくれてありがとう
すみません、の奥にある本当の想いは、たしかに、感謝なんですよね。
なら、素直にありがとう、の方が気持ちいいです。
無意識に出るすみません、を、
意識して、ありがとう、に変えるだけで、
少なくとも、自分の周り1メートル以内で、
いいエネルギーが循環しそうです。
エレベーターを押して開けて待ってるときにも、
無口より、
すみません、より、
ありがとうございますが、気持ちいいですもんね。
よしっ。