ご無沙汰しておりました。
先日、このブログを日課のように読んでくださるという母友さんが、
「最近更新していないけど、家族の調子が悪いかなと心配してた」と話しかけてくれましたが、
その通りだったのでした。
日曜日、娘が嘔吐を繰り返して、水も受け付けなくなり、ぐったり。
息子には、「こどもが吐いています、といえば会社を休めるんじゃないの?」などと
指摘を受けながらも、
この日は生放送。
後ろ髪引かれながらも、見てくれる祖父母もいるので、いつも通り会社へ。
夜、わたしが帰宅した後、調子がさらに悪化していたので、救急で病院に行くことになりました。
近くの総合病院に電話してみたところ、救急で受診するとそれだけで高額な受診料がかかるうえに、結局、手一杯で診られないとのこと。
大きな病院だけに覚悟はしていましたが、次にできることとして、東京消防庁の相談窓口に連絡しました。
そこで、受け入れ可能な病院を教えてくださって駆けつけ、すぐに点滴の処置を受けましたが、お医者さまや看護師さんたちの丁寧な対応が、とても心強くて。
深夜の帰り道、タクシーのドライバーさんが、
「お子さん?あぁ、心配だったね。おつかれさま」と声をかけてくださって、緊張していた心が一気に緩みました。
できる、できないを伝える。
それは事実なので、致し方ないことで冷静に受け入れます。
が、それを伝えるときの声の温度、口調、言葉の選択って、
受け取る側に想像以上にいろいろな感情を起こさせるのだと
痛感しました。
コミュニケーションを生業とするうえで、
勉強になりますねぇ・・・。
さておき。
肉体的なケアが必要だったベビー時代から、
だんだんと精神的なケアが必要な幼児時代になり、
考えることも増えますが、
でも、なんとかなるだろうと思う自分もいます。
根拠はないですが(笑)
産まれてきてくれただけで幸せなんだと、
これだけは臆面なく伝えてきて、これからもそうであり続けるだろうから・・・。
私自身も、もちろんいろいろ、
厄介な自分を持て余すこともあります。
が、
母が、口癖のように「子どもを育てるのは楽しかった」と言い続けてくれたことが、
支えになっているような気がするのです。