読む快楽

子どもの頃よく知らなかったけど、大人になって憧れる仕事のうちのひとつが、

わたしにとっては指揮者です。

とくダネ!担当時代に、小澤征爾さんにインタビューさせていただいたのは、いま思うとなんて贅沢な経験だったのだろう。
そのときのことも鮮明に記憶しています。 さらに数年後に、指揮者という仕事に興味を抱かせてくれたのは、佐渡裕さん。
クラシックという、ともすれば取っつきにくい世界を、あの手この手で人間くさく泥くさく伝えるエンターティナーぶりは、広く知られるところ。

そして、著作にもすこぶる魅了されるのです。

指揮者とはどんな仕事なのか。音楽はどうして人の心を揺さぶるのか。その本質は何か。


世界を飛び回りながら、その都度、クセの強い個性集団のオケとどうコミュニケーションして、自分の求める音を具現化していくのか。


超一流の仕事をする方は時々、神が降りるという言い方をされますが、まさにその瞬間の話なども書かれていて、電車で読みながら、また涙がどばっと出てきて困ります。笑

わたしには見えない風景だけれど、でも、感じることはできる。

文章からも、情熱のほとばしりが伝わってきます。


超一流のものに、今年はたくさん触れよう。
本も、体験も。

毎日の電車も、濃く豊かな時間で幸せでした。

ありがたや。