忘れもしない日。

3年前のこの日。 入社1年目だった私は、初めてめざましテレビで中継を担当しました。

2015年8月12日は、日航機墜落事故から30年。

その日に、事故を知らない世代の私が、御巣鷹山の尾根から中継をするというもの。 その時はじめて、アナウンサーとして「死」「事故」に向き合い、自分がことばに出来ることの少なさに絶望しました。

どういうことばを発していいかすらわからなかった。 この先ことばを生業にしていくはずなのに、こんな自分が人と向き合っていけるのかと思ったことを覚えています。

いまでもその気持ちは薄れないけれど、仕事を通して「人の痛み」と向き合うこと、そしてそれに敏感であることを学ぶ日々です。 どんなにつらくても、逃げ出したいと思っても、この一日、一瞬は、誰かが懸命に生きたかった時間かもしれない。

そう思って、毎日生きていきたいですね。

今日は、事故から33年目の日。 亡くなられた方々に、心より哀悼の意を表します。

宮司愛海