グランプリボス

と、いう馬の遠征について。

日本でG1を2勝

…3歳馬にして安田記念で
年上馬を破った、リアルインパクトと同い年
彼と4回戦って、4回負かしたのが
グランプリボス

で、そのボスが
勇躍イギリスに渡った。

エリザベス女王も観戦に訪れるという
年に一度、5日間の
「ロイヤルアスコット開催」

当然レースの格も高い
出てくる馬も強豪ぞろい
お客さんだって
シャツにジーンズじゃダメダメ
入れてくれないんだから

そんな高貴な雰囲気の中挑んだが
結果は実質最下位だった
実質というのは
9頭立ての8着なんだけど
その後ろは
力量無視でペースメイク役を任された馬が
バテバテでゴールしていたから

勝ち馬はじめ、相手がメチャ強かった
仕方ない

当初、調教師は
「種牡馬としてのハクをつけること」
を遠征理由の一つにあげた

勝てば引退後の価値が跳ね上がる
あるいは
たとえ勝てずとも
善戦した、という記憶を残せるほどのレース
そんなの世界に数えるほどしかない
そこに挑んだ今回

だから、遠征自体は素晴らしい

ただ、見ているファンには
海外で日本の馬が勝つのは…
よくあること。
そう思われてきている

しかししかーし
今でも、そう簡単なことではない
輸送の仕方やエサ、
遠征先でのコミュニケーションなど
ひとつひとつ積み重ねて
勝利がある。

去年のナカヤマフェスタの凱旋門賞(2着)
調教師・チームにとっては
エルコンドルパサー以来
およそ10年ぶりの遠征と報じられたが
実はそのあいだも
調教師はフランスと連絡を取り合っていたのだ
次に遠征することがあるかどうか、わからない
でも
準備はしていた、というわけ

当の調教師は
先週フランスに行って打ち合わせ
もう、この秋に備えている

で、あるからして
今回の遠征
着順だけ見れば、失敗だが…
遠征を、敗戦を糧にできるか
ここが肝心

矢作調教師の「次」を
かなり注目したいところです