オルフェーヴルのこと

日曜(15日)、発表された…
オルフェーヴルの 凱旋門賞参戦決定について 

本当に行くんだ という
印象のほかに 
池添騎手じゃないんだ という感想

反応の大きさとしては 後者の方が大きいのかな

今の日本の 騎手起用方法 
昔と かなり変わった

昔は 厩舎=調教師に その弟子の騎手 
それゆえ
先輩後輩イコール兄弟弟子の感覚とか 
〇〇一門 という意識があり 
馬を預けるオーナーにすれば
「この厩舎に預けたからには あの騎手が乗る」
そういうことも織り込み済みな風潮があった 

もちろん納得できなければ交代もあった しかし 
調教師が かなり力を持っていた時代 
「だったら よその厩舎へどうぞ」
と オーナーに強く言える調教師もいたが

…今はまずいない

それどころか 勝つための最善策としての騎手起用 
これを馬主と調教師が とことん探る時代になった  
いちばん多い答えが
外国人騎手
日本人なら 勝利数の多い順

厩舎に所属していれば食っていける時代じゃない 
今や厩舎に所属している騎手が まれになった 

オルフェーヴルの場合
デビュー戦から 前回の宝塚記念まで 
すべてのレースに乗ったのが 池添謙一

彼も 「所属していない」フリー騎手である 
馬を一番わかっているはず の自負も
なにより 3冠をともに戦い 勝ってきたのだから 
誰にも譲れる気持ちになるはずが ない

しかし フランスでの騎乗は 
あの スミヨンに決定
 

日本のレースでは 
ブエナビスタの ジャパンカップ2010 
先頭ゴールしたのに 
後続の馬を妨害したとして 2着になった 
あの時の騎手として 有名である

世界では かなりその腕を評価されている人物

一方の 池江調教師 
父が手がけた ディープインパクト 
2006年 凱旋門賞参戦
あの時は親子一緒にレースを見ていた 
史上最強馬と言われたディープでも 
先頭ゴールならず

いつか自分が このレースを勝つ!
気持ちが強いのは当然だ 

そしてオーナーの サンデーサラブレッドクラブは 
ノーザンファームを母体に 今年だけでも 
「ジョワドヴィーヴルが負けても ジェンティルドンナ」(桜花賞)
「ディープブリランテにフェノーメノ」(ダービー1,2着)
「オルフェーヴルにルーラーシップ」(宝塚記念1,2着)

G1レースの活躍は ものすごい 
ちなみに今週末は ダービー馬がイギリスのG1出走

勝つだけじゃなく どう勝つか 
その先の 種馬の価値も含めて 
戦いのスケールが かなり大きくなっている 


肝心の馬は なにも語らない(ように見える)が 
人間は 万策尽きることないかのように 策を練り続ける 

さて オルフェーヴルのフランス遠征 
策が講じられただけの 結果が出せるかどうか 

そして 日本に戻って
ジャパンカップや 有馬記念に出た場合 
その背中は 再び池添なのか それとも…

馬は来月下旬に 出発 
ステップレース「フォア賞」を走って 
本番に臨む予定 

こりゃ 行かなくちゃいけませんね!