1並びの、あの日。

1998年のきょうのこと  

11月1日の 東京競馬場11レース 
ゼッケン1番をつけた 1番人気

1並びだった あの日あの馬
 

サイレンススズカ 

天皇賞G1
いつものように「大逃げ」をうち 
多くの人が 逃げ切り勝ちを信じ 
彼はスピードに乗ったままコーナーを回る

ガクン

バランスを崩した サイレンススズカは 
武豊騎手が懸命に 馬を倒さないよう 
そして 離れて追いかけてくる馬を巻き込まないよう 

それが精一杯 

競走馬診療所に運ばれるも 
夕刻 安楽死に 

あれから14年経った  

いまでも この日に
生まれ故郷の 北海道平取 稲原牧場には 
全国から 花が届く 

今年 初めて伺いました。

…あんな馬をもう一度生産したいって思いながら
やっています…

季節を問わず多くのファンが
お墓参りに やってくるそう

その中に
彼の最後のレースを見て 獣医を目指すことにしました!
という若者も訪れたという 

記憶に残る だけじゃない 
人生を変えることも 競馬はあるんだよね

きょうの日高は 穏やかな日差し

彼のお墓の隣では 
春に生まれたばかりの 仔馬が 
元気に駆け回っていました